担当科目(2026)
金城学院大学 文学部 外国語コミュニケーション学科
| 科目名 | 概要 |
|---|---|
| 日本語学講読A | 日本語と社会の関わりについての書籍を輪読し、言語の研究が社会課題の解決にどのように繋がっているかを考えます |
| 日本文化専門演習A | コーパスやテキストデータを用いて、受講生自身の興味に応じて研究する手法を学びます |
| 日本語教育の諸問題 | 日本語教育が行われる様々な現場のことを知り、日本語学校や大学だけでない、多様な日本語教育の様子を学びます |
| 日本文化演習A/B | 日本語学の基本を日本語教育や国語教育の接続を考慮しながら学んでおきます。言語学的な考え方が身につきます |
| 国内日本語教育実習 | 国内の日本語学校で、日本語教育実習を行います |
| 日本語教育演習B | 第二言語習得の基礎知識を身に付け、日本語教育にその知見がどのように活かせるのかを考えます |
| 日本語教育入門 | 日本語教育に必要なさまざまな基礎知識を学びます。言語や言語教育に関わる人には、有益な知識が得られます |
| 世界の日本語教育 | 世界中の日本語教育現場の様相を学びます |
| ※ 開講科目・内容は年度により変更になる場合があります。 |
教育の方針
データで考える日本語
「なんとなくこう言う気がする」ではなく、実際の言語データを見て考える力を養うことを大切にしています。コーパス(大量のテキストデータ)を使った分析は、専門的なツールがなくてもExcelや無料のウェブサービスで始められます。授業では、そうした実践的なスキルも身につけてもらいます。
社会とつながる日本語研究
日本語は「勉強するもの」ではなく、「生きて使われるもの」です。医療現場、学校、地域社会——さまざまな場所で日本語がどう機能しているかを考え、社会の課題解決に貢献できる研究者・実践者を育てたいと考えています。
多様性を当たり前にする
外国にルーツを持つ学生、日本語に困難がある学生も含め、すべての学生が自分の力を発揮できる環境づくりを心がけています。「普通の日本語」という枠にとらわれず、多様な言語背景を強みとして活かしてほしいと思っています。
卒業研究テーマの例
過去に指導した卒業研究のテーマ(一部):
2024年卒生
- 日本語表現の難しさ「大丈夫です」の表現の世代の意識の差
- 韓国の日本語教育
- 映画の字幕と音声の訳の差からわかる文化的背景は何か
- 女言葉と若者言葉
- 外国人留学生を呼び込むためには
- 日本と世界の英語授業の比較
- 日本とオランダの英語教育
- 日本の漫画と日本語教育
- 台湾における日本語教育について
2023年卒生
- 中国における日本語教育
- 日本のヘイトスピーチの特色
- 地域の日本語教育の問題点
- 韓国の大学における日本語教育
- 日本・中国・韓国の英語教育
- 台湾の日本語教育の歴史と現状
- 日本語教育の会議アプリ活用
2022年卒生
- 『サザエさん』におけるジェンダー格差と社会情勢との関係
- おそ松さんの6つ子のキャラクター性について
- 日本語の相槌の機能と日本語学習者に与える影響
- 中国の日本語教育が目指すもの
- 繰り返しの用法と機能について
- 中国における日本語教育の歴史と現状
- 助詞「は」と「が」の誤用
- 日本語母語話者と韓国人学習者による相槌の肯定表現における比較分析
- インドネシアにおける日本語教育
- 台湾における日本語教育の歴史と現状
卒業研究を考えている学生へ
言語・コミュニケーション・日本語教育に興味がある学生を歓迎します。特に以下のような関心がある方はぜひ相談してください。
- 「日本語ってなぜこうなっているの?」という素朴な疑問を研究にしたい
- 外国語学習・日本語教育に関心がある
- データや統計を使った研究に挑戦したい
- 多文化共生・やさしい日本語に興味がある